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「色で旅するハワイ」

木曜日, 8月 20th, 2009

「色で旅するハワイ」

「色で旅するハワイ」

写真家、高砂淳二さんの新刊「色で旅するハワイ」です。山下マヌーさんが文、高砂さんが写真を撮ったコラボ本です。先日送っていただきました。マハロです。

今年の1月にオアフ島での撮影の際、次の仕事について話していた時にこの面白いテーマ本企画について話を聞きました。ハワイの色と聞いて、僕が思いついたのは砂の色です。ハワイ島プナルウの黒砂ビーチ、サウスポイントのグリーンサンドビーチなどが有名ですが、あまり知られていないマウイ島の赤砂ビーチを紹介しました。

マウイ島ハナ近くのレッドサンドビーチはハワイ語でカイハルル(とどろく海)と言います。島の東側にあるので早朝行くと朝日を浴びた赤いビーチがきれいです。

マウイ島ハナ近くのレッドサンドビーチはハワイ語でカイハルル(とどろく海)と言います。島の東側にあるので早朝行くと朝日を浴びた赤いビーチがきれいです。

送っていただいた「色で旅するハワイ」、今迄にない視点「色」からハワイを見た面白くて綺麗な本です。色を探してハワイ中をまわるなんて楽しかっただろうなあ。そして、「赤」のセクションをあけてみると… 赤砂、レッドサンドビーチがありました!読むとレッドサンドビーチへ行くのに、お二人はかなり苦労したようです。地図を書いて差し上げれば良かったです。まあ、道に迷うのも旅の冒険の一つですが。

確かにこのビーチは見つけにくいです。行くには短い山道を歩かなければなりません。登山口が私有地にあるらしく「立ち入り禁止」の看板が立っているのを見たこともありますが、山道自体は一般人が通っていいことになっていると主張する人もいて、ちょっと曖昧なところです。

レッドサンドビーチ(ハナ、カウイキヘッド)

レッドサンドビーチ(ハナ、カウイキヘッド)

そこへ行くまでの山道も少し危ないです。急な崖に沿っていて滑落の危険性があります。行くのに心構えが必要なのはこれだけではありません。知らないで行くとぎょっとするかもしれません。ここはヌーディストビーチでもあるのです。一応、公共の場で裸になるのは違法ですから、行きにくく遠くにあるビーチはよくヌーディスト御用達ビーチになります。これを読んではりきって行かれる方はがっかりするかもしれません。なぜかヌーディストビーチで生まれたままの姿でくつろいでいるのは、年配の方や老夫婦が多いのです。(笑)

さて、なぜこのビーチが赤いという話ですが、ここの「砂」は鉄分の多い火山灰です。このビーチはハナのカウイキ岬にあり、そこには小さな火山灰の火山の名残があります。火山灰が浸食されて溜まり赤いビーチができたわけです。似たような鉄分の多い火山灰はハレアカラのカルデラの中にたくさんあります。カルデラは「まるで火星のような赤い風景」だとよく書かれていますが、その赤いランドスケープもやはり赤い火山灰でできています。

レッドサンドビーチの他に目を喜ばせる写真がたくさん載っている「色で旅するハワイ」ぜひ、皆さんぜひ見てください。

レッドサンドビーチの砂は赤い火山灰。よく見ると黒い溶岩の石も混じっています。

レッドサンドビーチの砂は赤い火山灰。よく見ると黒い溶岩の石も混じっています。

一つ注意させてください。ハワイには白い砂、黒い砂、ごま塩砂、赤い砂、グリーン色の砂など、さまざまなビーチがあります。いろいろ見てまわるのはとても楽しいですが、どうぞ皆さんその砂をお土産にしないでくださいね。エコ的な旅のルールでは「トル」のは写真だけ!