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赤とんぼ

水曜日, 10月 20th, 2010

季節感をこもった日本の絵はがきは素敵ですね。

先日お客様からお礼の絵はがきをいただきました。その絵はがきには赤とんぼが描かれています。季節感に敏感な日本の方は、こうして季節にあった葉書を用意する気遣いをされるのですね。しかし、お恥ずかしいことに、この赤とんぼを見て、赤とんぼが日本の秋を象徴するものだということを、日本人の妻に言われて初めて知りました。生まれ育ちが常夏のハワイの僕にはもったいない気遣いになってしまったかもしれません。大変勉強になりました。日本の文化は深いですね。

ハワイの固有種の赤とんぼ(厳密にいうと川トンボ)。カウアイ島に固有種にも赤いものがいくつかありますが、これはどれかちょっとわかりません。(カウアイ島、アラカイ湿原にて)

ハワイの季節は大きくいうと二つしかありません。乾期と雨期です。それも日本の四季と違って、はっきりした季節の変化を感じさせられるものではありません。

季節の変化はそれほどはっきりしないハワイですが、トンボはいろいろいます。ハワイに40種類のトンボ/川トンボがいるとされ、そのうちの32種類はハワイ固有種のものです。2種類は原生のものです。残りの6種類は外来種です。

ハワイ固有種の赤い川トンボ。(カウアイ島、アラカイ湿原にて)

ハワイにも赤とんぼがいます。赤とんぼが多く発生する季節というものはないようです。どちらかというと雨の多い島の風上側と山方面で年中見られるものです。固有種の赤とんぼも多いです。ハワイ語で「ピナオ・ウラ」といいます。「ピナオ」はトンボまたは川トンボ、「ウラ」は赤という意味です。

これは恐らく外来のトンボですが、ちょっとわかりません。Roseate skimmer? Chinese dragonfly? ワイピオ渓谷で撮った写真です。水位海抜に近い標高ですが、ハワイ固有種のトンボと川トンボはどちらかというともっと標高高いところにいるそうです。

アラカイ湿原で見つけたヤゴです。どんなトンボになったのでしょうか。