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鉄砲水注意報!Flash Flood Watch!

金曜日, 10月 22nd, 2010

マノア滝登山口にある、鉄砲水、増水の注意看板

一昨日の夕方、ラジオを聞いていたら、ハワイ島とマウイ島で鉄砲水注意報が出されました。今年の雨期で初めてのものです。(雨期は10月から来年の4月ごろまで。)ハワイでは時々集中豪雨が降り、鉄砲水が出ます。毎年ではありませんが、人が鉄砲水に流されて亡くなることもあります。車が流されるというケースも時々ありますが、どちらかというと山の沢や滝壺で泳いでいた人、またはトレッキング中に沢を渡っていた人が流されることが多いので気をつけましょう!

鉄砲水に巻き込まれないようにするには、どうすればよいのか、リストアップしてみました。

  • 天気予報をよく見る。明日の天気だけではなく、その数週間前の天気も大切です。雨が長く降ると地面が飽和状態になり、鉄砲水/急な増水が起りやすくなります。ハワイに到着した日は天気がいいかもしれませんが、山が飽和状態になっていればちょっとした雨でも鉄砲水が起きる可能性があります。もちろん、注意が出ている場合は沢の近くなど、危ないところへ行ってはいけません。米気象局は3段階の注意を出します。Advisoryは鉄砲水/降水が起こり得る条件が揃う可能性あり。Watchはその条件が揃っている。Warningは実際に起っている。
  • 自分がいる場所の天気だけではなく、山奥の天気も気にしましょう。ハワイは局地的な天気が多く、殆ど雨が降らないところと毎日降るところなど様々です。登山口が晴れていても、山奥が雨で鉄砲水にやられた人がいます。
  • 鉄砲水/増水が起きて、危ないと思う場合、無理しないで、水位が下がるのを待ちましょう。水位が上がるのも早いですが、下がるのも早いこともあるのでパニックにならないで待つことです。原則として早く流れている水の場合は膝以上の深さの場合は渡るのをやめたほうがよいでしょう。(渡り方はいつか別のブログで。)
  • 携帯電話をいつも持っていましょう。鉄砲水と関係なく、山へ行く時の必需品です。
  • 鉄砲水が起こる前に雷のようなごろごろという音がすることもあります。音に敏感になりましょう。
  • 鉄砲水/増水が起こる前には沢の水が濁ったり、葉と枝が流されてきたりすることもあります。沢の様子に敏感になりましょう。
  • 沢を渡る時に、水位を見ておきましょう。帰りにまた同じ沢を渡る時に参考になるからです。

米気象局のハワイ事務所は特にこの時期“Turn around, don’t drown!”という公共広告をよく出しています。直訳すると「戻れ!溺れるな!」つまり、沢/川/水が溜まっている道路を渡らないで、溺れないように気をつけましょうということですね。よいアドバイスです。

2004年の10月にマノア渓谷の奥を中心に記録的な集中豪雨が降りました。マノアショッピングセンターあたりが洪水になり、車が何台も流されました。ハワイ大学のマノア校も大きな害を受けました。その時の大雨についてはここをご覧ください。