ぴょんぴょん、ヤドクガエル

カムフラージュのような保護色を持つヤドクガエル(マノア滝登山道にて)

昨日久しぶりにヤドクガエルを見ました。後ろに歩いているお客さんが「カエル」と言うので、最初僕(カイル)を呼んでいるかと思ったのですが、カイルでなくカエルでした。

マノア滝の登山口辺りで見る蛙はヤドクカエルなはずです。「どこですか!?」

なかなか珍しいものを見ることができました。ハワイのいい土産話になるのでは。

ヤドクカエルというのは矢毒蛙のことです。(学名:Dendrobates auratus)もともとアマゾンなど南米熱帯雨林に生息する蛙ですが、オアフ島に輸入され、帰化した両生類です。やはりアマゾンに似たマノアの熱帯雨林によくいます。この蛙は沢や水溜まりによくいるものです。

1.5センチもなかったヤドクガエル。じっとしているとわかりにくいですが、蛙が道を渡ろうとした時にツアーメンバーに発見されました。

「矢毒」というのは、南米先住民がこの蛙の背中から出る毒を集め、矢に塗って猟の際に使う方法のことです。矢を直接に蛙の背中に押して、付けることもします。つまり天然の生物兵器だ!蛙には触らない方がいいですね。英語でPoison Dart Frogと言います。

この蛙は意図的にハワイに導入されたものです。ハワイがまだ準州時代に準州政府の昆虫学者デービッド・フルウェー氏が蚊など、問題になっている外来昆虫を食べてくれる外来の爬虫類/両生類を導入しました。(1932年)ネズミを駆除するためにマングースが導入されたと同じ考えです。生物学的な駆除ですね。マングースの場合はいろいろな悪影響が導入に伴いましたが、このカエルは特に問題になっていないようです。面白いことにハワイには爬虫類/両生類はもともと一切いませんでした。蛙やトカゲ、ゲッコー、カメレオンなどは全て外来のものです。

以前のヤドクカエルのブログはここここへどうぞ。

他のハワイの蛙の話はここ(コキガエル)とここ(ウシガエル)へどうぞ。

Comments are closed.