Coffee Making – Ethiopian Style

よく熟したコーヒーの実のことを「コーヒーチェリー」と言います。これらのチェリーはお客様の協力もいただいて、マノア滝ハイキングツアーまたはジャングルハイキングツアー中に収穫したものです。

先日エチオピアの伝統的なコーヒー加工方法でコーヒーを作ってみました。普通の加工では赤く熟したコーヒーチェリーを一日水に漬けて皮と果肉を取り、中の豆を干しますが、エチオピアではコーヒーチェリーをそのまま干します。

キャプ: コーヒーチェリーをそのまま干すと黒くなりしわしわに。レーズンみたいですね。

コーヒーチェリーをザルにおいて天日干ししました。しかし、今住んでいるヌウアヌは雨が多いのでカンカンに乾くことができませんでした。たぶん、すぐカンカンに干したほうが後の加工がスムーズになると思います。カビが生えてしまったものもあり、ちょっとショックでした。そもそも果肉の少ない実ですが、干すと果肉の部分がしぼんで、見かけはレーズンになります。でも食べるところは殆どありません。ちょっとかじってみると甘いですが。

なんちゃってエチオピア式コーヒーの脱穀方法

エチオピアでは日本の餅つきに使う臼と杵(どちらも木製)のようなものを使って、天日干ししたコーヒーの実を脱穀します。外側の皮、乾燥させた果肉、そしてコーヒーの豆(一つの実に二つ入っています)にある内側の皮を一度に取り外すことができます。普通は皮と果肉を取り外してから豆だけを乾燥させて、内側の皮を脱穀します。以前のブログを見ていただければ、この内側の皮がどんなものかわかりますし、コーヒー豆の普通の加工の仕方を説明しております。

「普通」の作り方のブログエントリーはここここここへどうぞ。)

コーヒーチェリーの脱穀

しかし、中途半端に干したコーヒーチェリーですので、中々簡単に脱穀することができませんでした。(You TubeでEthiopia, coffee ceremonyなどで検索すれば本物の作り方の映像がご覧になれます。)脱穀をするために力をいれすぎてついたら、沢山の豆を割ってしまいました。ばらばらになった豆もありました。残念。

つきすぎたコーヒーの実。

まあ、取りあえず、貿易風を活かして、ザルで皮を飛ばします。やっているうちに僕が持っているザルは小さすぎることがわかりました。練習も必要です。一応それらしいやりかたで何とか余計な部分を大分取り外せました。

ザルと風を使って脱穀した部分を飛ばします。

以下の写真をよく見ると割れたコーヒーの豆がたくさんあることがわかります。これはよくないことです。コーヒーの豆が大きくて、皆が均等な形とサイズにそろっているのが理想です。なぜなら、均等に煎り方ができるからです。豆の型とサイズがばらばらだとそれぞれの火の通り方が変わってきます。そうすると焦げるものと、十分火が通らないもの、ばらばらで味に影響が出ます。

我が家にはコーヒーロースターがないので、南部鉄のフライパンでローストします。

フライパンで約10分、中火で煎りました。やはり、煎ったものを見ると色がかなりばらばらです。以前にローストしたものと見かけが大分違います。味の方はどうかな?

エチオピア式で煎ったコーヒー豆

それが、意外に美味しくできました。あまり期待していませんでしたが、これまで一番美味しくできました。何だかコクがあり、苦みもありません。まろやかな味です。マノアとプウオーヒアの丘のエネルギーがたっぷり入った飲み物でした。干し方のおかげでしょうか?コーヒー通は、このエチオピアのやり方が最も美味しいと主張する人もいるらしいです。今度はもっと上手に干して再挑戦したいと思います。

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次回はエチオピア式の加工だけではなく、入れ方もやってみることにします。入れ方はトルココーヒーと同じです。引いた豆を沸騰させた水に煎れるやり方ですね。どうもバターまたは塩を入れるのもエチオピアの作法だとか。

ワイルドコーヒー

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