オナガミズナギドリ(1/3)

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アクリクリの中で休んでいるオナガミズナギドリ(オアフ島/ポポイア島)

 

先日、月の出を見るためにラニカイビーチへ行きました。この日は雲が多く、暗くなってきても月は見えそうもありません。あきらめて撤退しようと思ったところ、突然闇の中から黒い影がさっと飛んできて一瞬視野に入りました。この季節、時間、場所を考えると、これはオナガミズナギドリです。

オナガミズナギドリは暗くなってきたこの時間に巣に戻ります。繁殖していない時は島に来ないのですが、今がちょうど繁殖期ですのでよく島で見かけます。この鳥はクチバシや足で砂地に巣穴を掘ります。ラニカイビーチにも巣を作るのですが、住民の犬に襲われ、繁殖率は大変低いです。外敵は犬だけではなくマングースやネズミもいます。オナガミズナギドリは、ほとんど外敵のない隔絶された島で繁殖してきたので外敵に弱いのです。

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巣穴に入っているオナガミズナギドリ(モクヌイ島)

 

オナガミズナギドリはラニカイビーチの沖にある小島でコロニーを作っています。たいてい4月から10月の間が繁殖期です。ちょうど去年の今頃モクヌイにカヤックで行き、タイミングよく求愛習性と交尾の瞬間が撮影できました。

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オナガミズナギドリの卵。ニワトリの卵に似ています。(モクヌイ島)

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オナガミズナギドリの雛。まだ羽毛しか生えていません。(モクヌイ島)

 

注意: カヤックでポポイアまたはモクヌイにカヤックでバードウォッチングに出かける際は以下のルールやご注意を守ってください。
* 行く前にカヤックや洋服に虫や種が付いていないことを確認すること。チャイナマンズハットもオナガミズナギドリの繁殖地ですが、カヤックについていたバイティングアント(刺す蟻)が島に入り、その島の雛の生存率が低くなりました。
* 犬などのペットは絶対に連れて行かないこと。
* 鳥などの生き物は離れたところから観察すること。
* 自分のゴミはもちろん、見かけるゴミも拾って島をきれいにすること。(お手洗いはないので必ず行く前に用を済ましておくこと。)
* 島にある道から離れないこと。島の中心部に上らないこと。巣穴を踏んで壊してしまいます。
* 海や波に十分気をつけること。カヤックが初めての方にはおススメできないコースです。観光客の最も多い死亡事故は溺死です。ガイド付きのツアーで来た観光客が島を歩いている時に高波におそわれ動けなくなりヘリコプターで救出された事故もありました。

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